2005年05月12日

宮本亜門氏の課外授業

昨夜、何の気なしに見ていたNHKの「課外授業ようこそ先輩」なかなか良かったです。

演出家の宮本亜門氏が、母校の白金小学校で後輩(6年生)に授業をする内容の番組でした。

戦争・紛争や殺人事件など、人の命を軽んじるような出来事が多い昨今。
相手の気持ちや家族、育ってきた背景を「想像」することが出来ればそういうことはできないのではないか?
思いやりの気持ちを持つ人が増えれば、そのような出来事を減らせるのではないか、と氏は考えそのような子どもの気持ちを引き出せないかと授業に望まれました。



最初の授業では「赤ずきんちゃん」の話から、赤ずきんちゃん、おおかみ、おばあさん、お母さん、狩人の登場人物それぞれについて、どのような人物であるか思いつくことを、生徒から出してもらう。
そして、お話の前日を想像して生徒に話をつくらせることで、想像力を引き出せないかと考え、グループで話をつくる作業を行いました。
しかし、行動に関する内容の発表が多く、登場人物の「気持ち」に踏み込んだところまでの発表は少なく、その日の授業は終わりました。

2日目は趣向を少し変えて、自身が沖縄で食用のヤギを殺した話をし、その後に戦争で母を撃ち殺された少女のルポタージュの作品を紹介、少女、母親、出会った少年、兵士などの登場人物のうち一人を選んで、話をつくるという作業をさせました。

その発表で番組は終わるわけですが、生徒の想像力のたくましさにはとても驚きました。

少女を主人公にした話をつくった生徒の作品では、自分の父も兵隊であるという設定で、自分の父親も母親を撃ち殺した兵隊のように人殺しを行っているんだろうか?という内容もありました。

いろいろ考えさせられましたが、人間一度くらいは誰かを殺したいくらい怒ったり恨んだりすることがあるかもしれません。
ただ、その様な時に相手の気持ちや家族のこと、そして自分の家族のことを考えることが出来たら、思いやる気持ちをもてたら、思い止まれることも出来るのではないでしょうか?

昨今確実に殺人事件は増えていると思います。
監視カメラをつけたり、柵をつけたり、いろいろされていますが、根本的な「人」に対しての対応を行わないと、これからも事件は減らないでしょう。

宮本亜門氏の作品を見たことも無いですし、あんまり知らなかったんですが昨日の番組は良かったです。
再放送もあるみたいなんで、よかったらぜひ。

総合テレビ 5月14日(土)午前1:55〜2:24
教育テレビ 5月15日(日)午前8:05〜8:34
BS2    5月13日(木)午前11:15〜11:44


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ではまたわーい(嬉しい顔)


posted by mario at 21:47| Comment(2) | TrackBack(33) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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