2005年03月03日

電子カルテ その@

数年前から大手の病院を中心に、電子カルテの導入がさかんとなっています。
その名の通り、カルテをパソコン上の画面に入力し、過去のカルテもパソコン上に呼び出して閲覧できるというものです。
IT時代を反映したものですが、国も補助金を出すなどして、導入の促進を進めています。
医療の電子化は、以前も検査オーダーなどは手書きの伝票ではなく、コンピューター端末を利用してのものを導入しているところも少なくはありませんでしたが、カルテそのもののペーパーレスというのはここ最近急激に普及してきています。

医師の立場で考えると、外来では@カルテの記入A検査のオーダーや結果の説明B薬の処方、が主な診察以外の作業となります。
現在、進んでいるペーパレス化は@〜Bすべてを同じ端末で行うものです。
これにより、電子カルテを開き、検査の結果を呼び出して患者さんに説明し、薬を処方するという一連の作業が効率的に行われます。
この、@〜Bを同じ端末で行うということが重要であり、それが別々に分かれてしまっていると著しく効率が悪くなります。
そのため、中途半端にシステムを導入することは、逆に混乱を招きデメリットになる可能性があります。

現在、富士通やNECなどの大手から中小ベンチャー企業まで、多くの企業がシステムを販売しています。もちろん、ただ売るだけではなく導入するにあたって、医療機関に社員を派遣し、一定軌道にのるまで、指導を行います。
システムの値段は病院規模によって変わりますが、ちょっと言えないような高い値段です。
そのような、高額の投資を行うわけですから、医療機関にとってもどの企業のシステムを採用するかは、非常に重要です。
また高額の投資をしているわけですから、一度導入すると容易にはシステムを変更出来ないわけで、また導入以降もメンテナンスやバージョンアップなど、企業との関係は続きますので、どのシステムを採用するかは、そういう意味でも大事でしょう。
逆に企業にとっても一度導入してしまえば、そう簡単に変えられることはないですし、メンテナンス費用も後々まで入ってくるわけですから、企業にとっての商品価値としても魅力があると思われます。

では、患者の立場、病院(あるいは医師)の立場でのメリット・デメリットはどのようなものでしょう?
そのあたりを次回で・・・

ではまたわーい(嬉しい顔)


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posted by mario at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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